クチナシやキンモクセイと並ぶ”三代香木”の一つ、ジンチョウゲは2月〜3月頃に香りの良い花を咲かせ春の訪れを知らせてくれます。
英語でダフネ「Daphne」と呼ばれ高い人気を誇っています。
甘く爽やかな香りは遠くまで届き、まだ寒い日が続く中でも漂ってくるジンチョウゲの香りが春を感じさせます。
小さな花が丸く集まって手毬状に咲く姿はとても愛らしく、香りと花を楽しめる春におすすめの植物。
そんなジンチョウゲを挿し木で増やし育てたい!
花瓶に生けて楽しんだ後、いざ挿し木に挑戦です。


挿し木の方法|増やし方
【時期】
4月または7〜8月。
4月の挿し木は「春挿し」と呼ばれ、昨年伸びた枝を使う。
7〜8月の挿し木は「夏挿し」と呼ばれ、今年の花が散った後に伸びた枝を使う。
【切り取る枝】
元気な枝。
切る場所は、枝の先端から15cmほどの枝。
【水揚げ】
切り口を斜めにカットし水に浸ける。
時間は、1時間ほど十分に水を吸わせる。
【置き場所】
明るい日陰。
具体例は、樹木の下や軒下など、直射日光は当たらないが明るさが十分にある場所。
【土】
水はけ・水もちがいい土
おすすめは、赤玉土・鹿沼土や種まきの土。
【水やり】常に湿らせた状態に。
タイミングは、土の表面が乾かないようにこまめに水やりをする。
約2ヶ月が経ち、根が10cm程伸びれば挿し木の成功!
私は発根促進剤は使っていませんが、使った方が発根の確率は高くなりますね。

約40日後|挿し木に失敗か!?
見事に失敗しました。
約40日後に確認すると発根していませんでした。
葉は緑で元気な状態で、新芽も出ていたのですが根が一本もありません。
8個挑戦して、一つも発根せず撃沈です。(2ヶ月待たなかったのが原因!?)
ただ、葉がとても元気な状態で枯れる様子もなく、新芽が出ているものもあったので
ここで諦める訳にはいきません!
ダメ元で植え替えてみることに。

見た目、発根していそうなのになぁ。全て失敗し泣きそうになりました。
諦めずに植替えて様子を見ることに。

さらに約2ヶ月後|失敗からの大逆転!
なんとその後、枯れずに元気に成長しました!
出てきた新芽も伸び、植替え当時よりしっかりした感じ。
諦めなくて良かった〜。
どうかこのまま元気に育ってね。

ジンチョウゲの基本情報
- 和名 ジンチョウゲ 沈丁花
- 科名 ジンチョウゲ科
- 属名 ジンチョウゲ属
- 開花期 2月〜4月
- 花 白、ピンク 花が密集して手毬状の可愛い形
- 耐寒性 普通
- 耐暑性 普通
- 樹高 1m
- 香り シトラス系の甘い香り
- 花言葉 栄光、勝利、永遠、不死、不滅など
- 置き場所 春、秋は日当たりと風通しがいい場所。
夏は強い直射日光が当たらない場所。
冬は寒風や霜に当たらない軒下など。 - 剪定 花が終わった後の4月〜5月。強剪定は避ける。
夏以降に切ると、来年花が咲かなくなるので注意。
切る場所は、枝分かれしている根本。枝の途中で切らない。 - 病害虫 黒点病、白絹病、アブラムシ、ハマキムシに注意。
水はけと風通しを良くし、被害を受けた葉はすぐに切り取る。
おすすめの方法|発根しない場合
挿し木に挑戦し発根していなかった場合、
もし葉の状態が良く元気ならば、土に植替えてみることをおすすめします。
ダメ元ですが、その後元気に成長してくれる場合がありますよ。
ぜひ諦めずに、一度土への植替えに挑戦をしてみては!
最後に
親戚のおじさんから白花ジンチョウゲの挿し木をもらい、鉢植えで育てていています。
毎年少しずつ大きくなっていて花も増えました。
ジンチョウゲの開花が春の楽しみの一つです。
今年は、ひょんなことから赤花ジンチョウゲの枝をもらい花瓶に生けてみると、家中とってもいい香りに包まれ、幸せな早春の時間を過ごしました。
白花ジンチョウゲとはまた違った香りに癒され、一瞬で虜に!
ぜひ、この赤花ジンチョウゲも挿し木で増やしてみたい!と、自分でも挑戦することに。
勉強不足でうまく発根はしなかったけど、その後なんとか成長してくれています。
失敗も多い素人のドタバタ栽培ですが、植物への愛情はたっぷりあります。
ジンチョウゲを始め、育てている植物などをYouTubeでも紹介していますので、
よろしければご覧下さい。



